Question

地域福祉の大事な計画をみんなに知ってもらうには?

第4期横浜市地域福祉保健計画プロモーション「ちふくちゃん」

横浜市は地域包括支援センターを独自施設の地域ケアプラザに設置しており、その数は政令市第一位です。地域福祉保健計画を区・区域だけではなく地区別でも策定・推進しており、身近な地域の支え合いの仕組みを作っています。そんな横浜であっても「地域福祉保健計画」なるものの存在を知っている人は決して多いとは言えません。そこで、「ちふくちゃん」というキャラクターを生み出し、横浜市健康福祉局さんとともに、より親しみやすく、より気軽に本計画に触れてもらうために映像での広報を軸としながら、さまざまな展開を一緒に企画しました。

 

ブレインストーミング

複数のキャラクター、背景、プロットを用意しながら、絵コンテを起こしていき、いったん映像にしながら共有。たくさんの承認作業が必要な案件のため、どんどん形にしながら合意形成していくことを意識しました。

【 ちふくちゃんと背景】

【 その他のキャラクター 】

TEAM BUILDING

チームメンバー

アートや舞台など少し広告業界とは違う領域で活躍するメンバーで取り組みました。また身内の介護などを通じて福祉そのものの大切さを理解していることを重視しました。特にはじめは予定していなかったオリジナルソングを作成したり、縦型のサイネージ、バス広告などに対応しました。 「支え合うからヨコハマ〜あなたの町にもちふくちゃんがいる〜」というキャッチコピーも歌の歌詞を作るなかで生まれてきました。

音楽:川瀬浩介 アニメーション:土本亜美  映像編集:中瀬俊介

グラフィック展開

地域福祉保健計画の特徴として、その時だけの広報戦略にとどまってはいけないということがあります。地域での生活は続いていきますので、その後自由に使いやすい状態にすることが求められます。そこでいろいろな使い方ができるように、グラフィック展開やポージングのバリエーションを増やしました。

横浜市内18区に広がるちふくちゃん

またもう一つの課題として、各区に展開するときにブランディングがバラバラになるということがありました。今回は保土ヶ谷区、泉区など、複数の区でちふくちゃんをグッズや映像に展開しての各区単位の地域福祉保健計画のプロモーションに使用していただくことである程度統一感を出すことができました。特に泉区ではプロモーション映像を中心に概要版のデザインやグッズにも展開しました。

【 グラフィックの提案 】

【 泉わくわくプランの概要映像 】